『無料という呪縛』
■そのライブハウスではもう
ベース教室のようなものも始めていました。
周りのバンドの子たちが教えてほしいという
テクニックブームが到来していたのです。
その時はベース教室といえども
月謝は取らずにボランティア的にやっていました。
無料であっても一生懸命プリントを作り、
時間をかけて入念にレクチャーしました
でもそれがいけなかったのでしょう
生徒さんは「バイトが休めない。」とか
「体調が…。」とか言い始め、休みがちに。
今であればわかるのですが
結局、無料のものには価値がないのです。
タダで教えてもらうのは
「面倒くさい」に負けてしまうのです。
これは人生で大きな学びでした。
教えてもらったのは僕の方だったのです。