子供のころ
あんなに押したかった
バスの降車ボタン。
今となっては
次が目的地でも押したくない!
「何だよ!
アイツのために停まるのかよ!」
「あんな奴がボタン押すなんて
生意気よ!」
「そうじゃそうじゃ!
じゃからブサイクなんじゃ!」
.
と思われるのが
たまらなく嫌なんだ!
頼む!どなたか!勇者よ!
押してくれ!
おお!無邪気な勇者コドモ!
ありがとう!
非家庭的 トライバル カリー
子供のころ
あんなに押したかった
バスの降車ボタン。
今となっては
次が目的地でも押したくない!
「何だよ!
アイツのために停まるのかよ!」
「あんな奴がボタン押すなんて
生意気よ!」
「そうじゃそうじゃ!
じゃからブサイクなんじゃ!」
.
と思われるのが
たまらなく嫌なんだ!
頼む!どなたか!勇者よ!
押してくれ!
おお!無邪気な勇者コドモ!
ありがとう!
僕は大人になって
マンガやアニメを観て
現実逃避する術を体得しました!
※No more 堕落!
伝説の雀士気取りで
ブツブツ喋ってみたり
潜水艦に『やまと』
って彫ってみたり
安西先生に懇願してみたり
若いころのキシリアが
寝るときは裸派だったり
デンプシーロールで
心斎橋を歩いてみたり…
でもいよいよエスポワールに
乗ろうとしていたり
おっちゃんと『沼』を
攻略しようとしていたら
絶対止めてくださいね!
あ、やっぱり
デンプシーロールのとこらへんで
止めてください。
そこで(駅階段)抱き合っている
男女にお尋ねします。
その作業は僕には出来ませんか?
出来そうな気がするので
少し代わっていただけませんか?
順番待ちなら並びますので
最後尾を教えていただけませんか?
その後の作業もありますか?
それは初心者でも出来ますか?
僕ってキモいですか?
あ、じゃあ仕事行きます。
帰りに一人で
ラーメン屋さんに寄りました。
僕が一人で
『から揚げ定食』を食べていると
三人の男性客が入ってきて
僕の隣の席に案内されました。
最後の人が僕と地続きになっている
ベンチシートにドカっと座ったので
その弾みで僕がちょっと浮きました。
僕はそういうガサツな人が
あまり得意ではありません。
まあとにかくそのまま食べてたら.
.
その三人が話し始めました。.
.
.
A「この大盛りを
全部乗せで注文してやー。」
三人「ぎゃははははは(爆笑)」
B「しかもおかわりしてやー。」
三人「ぎょへへへへへ(爆笑)」
C「お前ヒゲ伸ばしてみてやー。」
三人「ぐわばばばばば(爆笑)」
…いや今の会話
全く笑うところ無いやん。
そんなクソみたいな会話
言葉の無駄遣いやわ。
世界で一番面白くない三人やん。
絶対こんな奴らモテへんわ!
その後すぐに彼女らしき
可愛い女の子三人が現れました。
神様。どうやら
僕の方が間違っていたようです。
その女の子達もベンチシートに
ドカッときて
また僕がちょっと浮きました。
無理無理無理無理無理いいいい!
『おみくじ』※絶対やらない!
なんで『災い有り』とか
『待ち人現れず』とか『凶』とか
知らん人に言われなあかんねん!
なんでそんな
誰が書いたかわからん文章を
ランダムに読んで
信じられるねん!
絶対『凶』の文章
ニヤニヤしながら書いてるやろ!
「コレ引くヤツ笑けるわー。」
ってなってるやろ!
サンタクロースも
お父さんかお母さんやで!
おみくじ作ってるのも
きっとおっさんやで!
なんで一年間嫌なおもいで
生活せなあかんねん!
来年の正月まで
ずっと嫌な気分やん!
こういうことを言うと決まって
「良い事だけ信じたらいいねん!」
ルールおかしいやろがああああ!
「『大吉』より
『凶』の方が良いらしいで。」
成立してへんやろがあああああ!
「帰りに木にくくりつけt…」
ぎゃああああああああ!